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道徳が何かしらの「決めごと」に思えるのは、世の中にいろんな道徳観を持つ人がいるように見えるかららしいです。

「何をするべき?」と問うと、答えが人によって違います。

これは、今までの人々の経験から、価値観が一人一人違うからだと言えるようです。

そりゃ経験に基づく事でしか基本的には判断なんて出来ませんもんね。

これで、人によって大事なものをやり遂げるための「方法」をどうするかによって意見は別れていきますよね。

人や民族によって道徳観が違う、というよりは、色々な考え方が社会にはあるんだと受け入れればいいみたいです。

道徳観の違いじゃなくて、慣習が違うということです。

 

何を元に人間は道徳的判断をするのか?

なんで人間は道徳観を持つのか?

を明らかにしていくべきなんですね。

 

引用

哲学のきほん 7日間の特別講義